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高齢者の参列者が多い葬儀で注意したい点とは?(小さいお葬式のススメ)


近年、長寿命化の影響で高齢者の葬儀において注意すべき点が増えています。
高齢者が亡くなると当然、ご友人やお知り合いの参列者も高齢になります。
そこでここでは高齢者の参列者が多い葬儀での注意点を解説します。
葬儀の方法についてもご紹介しますので、是非参考にしてください。

高齢者の葬儀の現在

日本人の平均寿命は今や世界でもトップクラスになりました。
女性なら87歳、男性なら80歳と言われています。
今から四半世紀前までは平均寿命も延びつつ、定年退職前後で亡くなる方もいらっしゃったため、一般の会葬者も参列されていました。
また核家族化が今ほど進んでいないため、親戚縁者を含め、町内でも葬儀に参列したものでした。

ところが最近は高齢化、核家族化が進み、またライフスタイルの変化の影響もあり参列者が少なくなってきました
また、長生きすればするほど何かと出費も増えるため(長生きはすばらしい事ですが)、規模の大きなお葬式となると葬儀費用も大変なものです。

そこで近年、家族葬や小さいお葬式という考えが広まってきています。
家族葬なら費用を抑えつつ、家族と親しい人のみでゆっくりと送ることができます。
またそれ以外に一般葬を行うにしても、「小さいお葬式」という方法があるので参列者を心配する必要がありません。

小さいお葬式が増えた理由は、こうした高齢化などによる参列者の問題もあるからです。

高齢者に高齢者の葬儀に参列していただく場合

どんな葬儀でも高齢者に参列していただく場合はいくつか注意が必要です。
亡くなった方が高齢者であれば、当然参列される親しい方や縁故のある方も高齢者です。

そうなると葬儀場の駐車場やトイレはバリアフリーに対応している必要があります。
これらは事前に葬儀場に確認しておくとよいでしょう。
また最近はどの葬儀場も駐車場が完備されていますが、中には駐車場から葬儀場まで距離があるところもあります。
車椅子で参列する方のことも考えて、動線が良いかどうかも事前に確認しておきましょう。
また式場が1階でない場合はエレベーターの有無や、体調が悪くなった時に休むことができる部屋があるかなども確認しておきたいポイントです。

そして最も注意したいのは「高齢者は高齢がゆえ参加できないことがある」ということです。
足腰が悪い、病気療養中である、遠方なので行けない(付き添いがないと行けない)といった理由です。
高齢者は義理堅く参列したいというお気持ちの方も多いのですが、実際に80代以上で、自立して元気に参加できる人がどのくらいいるでしょうか。
特に遠方であればあるほど難しくなります。

そんな場合は身内だけで済ませられる家族葬にすれば、お知り合いの高齢者の方にも「身内で済ませました」とお伝えできます。
余計な負担をかけずに済む場合もあります。
家族葬には賛否があるでしょうが、故人第一であると同時に、親しい高齢者にとってもやさしい方法になることがあります
気が済まないという参列者の方なら、葬儀の日に電報を送り後でお香典だけ送付する方もいらっしゃいます。

高齢者の参列者が多い葬儀は故人第一で考える

亡くなった方が高齢者なら、参列者の人数に心配があるでしょう。
その場合は家族葬や小さいお葬式(一般葬)にしてしまえば心配がありません。
高齢者が参列する葬儀の場合は、しっかりバリアフリー設備があるか、駐車場からの動線などを確かめましょう。

都市部では5割が家族葬だと言われています。
これは葬儀を簡素化したいという意味ではなく、高齢者を送る場合の参列者を想定していることも多いからです。
中には直葬(ちょくそう・火葬のみ)も16%以上と増大しているという声もあります。
これらの背景は高齢者の葬儀が増え、参列者が高齢者であることも起因しています。

どの方法でお送りするにしても、故人と家族が納得する葬儀を選択してください。
故人は高齢の友人達に無理してまで参列してほしいと思わず、家族葬や小さいお葬式など小規模でゆっくり送ってほしいかもしれません。
もちろんその逆で盛大に送ってほしいかもしれません。
故人の気持ちを考え、家族でしっかり話し合って判断してください。

まとめ

高齢者の参列者が多い葬儀で注意したい点として下記ポイントがあります。
・葬儀場の駐車場やトイレはバリアフリーに対応しているか
・駐車場から葬儀場までの距離、動線は問題ないか
・葬儀場内にはエレベーター、休憩室があるか
・体調要因のため参列自体が難しい場合がある

また、上記のような注意点を踏まえ、故人が望むようなら家族葬や小さいお葬式という選択肢もあります。
そのメリットとして下記ポイントがあります。
・上記注意点の心配が減る
・お知り合いの高齢者の方にも余計な負担がなくなる場合がある
・葬儀の規模に対しての参列者数の心配がない
・費用が抑えられる
・家族と親しい友人だけで故人をゆっくり送ることができる